平成28年度歯科医療従事者技術向上支援研修会(歯科技工士向け)の開催について(開催9/17・18)
概要
日時
平成28年9月17日(土)午後7時~午後9時30分
<講演会>
演題『患者満足度を高める総義歯の臨床技工』
平成28年9月18日(日)午前10時~午後15時
<実習>
実習内容 ※定員24名
〔概形印象の審査・診断、吸着義歯のトレー外形の設定、吸着義歯トレ―作成〕
講師
株式会社金沢歯科技研 取締役副社長 小田垣 享先生
場所
沖縄県口腔保健医療センター 二階 大研修室
住所:南風原町字新川218-1
TEL:098-996-3561
対象者
歯科医師・歯科衛生士・医師・保健師・医療従事者
参加費
無料
申込方法
沖縄県歯科医師会事務局へご連絡をお願いいたします。
申込締切
平成28年9月5日(月) ※厳守
注意事項
※18日実習日の昼食は各自でご準備をお願いいたします。
講演抄録
われわれ歯科医療のゴールは、歯科治療を通じて患者のQOLに貢献する事であります。
国内外を問わず欠損歯数は減少していますが、日本はご存知のように、世界にまれにみる超高齢化社会に向かっており、無歯顎を有する患者は、いまだに多いのも現状であります。地方に於いてはその傾向はより顕著に思われます。
患者さんが満足し、口腔内で安定して機能する補綴物を作製するためには、多くの事柄を技術的・論理的に考え、実践しなければなりません。
いずれに致しましても、確かな総義歯治療学に基づき、正確な資料・情報を採得、分析、診断を行った上でなければ患者満足を達成し得る補綴物を作製する事は困難であると考えています。
今回は吸着義歯のメカニズムと、総義歯技工の基本についてお話し、如何に実践しているかを歯科技工士の立場からお話し、併せて、吸着義歯の概形ラインと各個トレー作成の実習を通じて吸着義歯の作成法について習得して頂きます。
講演内容
・吸着義歯のメカニズム、概形印象とトレー外形、作業模型と咬合器、模型分析
・人工歯排列と研磨面、重合
実習内容
※定員24名
概形印象の審査・診断、吸着義歯のトレー外形の設定、吸着義歯トレ―作成
※実習受講者準備品
オストロン(トレー用レンジ)・インスツルメント